【脳卒中後遺症】【片麻痺】

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【脳卒中後遺症】:鍼灸治療がお薦め♪

 

【脳卒中】の【リハビリ】には【専門家】による治療が必要ですが、

【日常生活の質の向上】には、

【鍼灸治療】【マッサージ治療】をお薦め致します。

 

【副作用】のない【鍼灸治療】【マッサージ治療】をお試し下さい。

 

 

 

【脳卒中】について

 

【脳卒中】の種類

 

【血管】が切れて起こる

・【くも膜下出血】

・【脳出血】

【血管】が詰まって起こる

・【脳梗塞】

 

【脳卒中】の症状

 

次のような【症状】が、突然始まります。

【激しい頭痛】

【体の片側】だけに「麻痺」や「痺れ」が起こる

【視野の半分】が欠ける

【めまい】

【言葉の障害】

 

【脳卒中】の危険因子

 

【高血圧】

【糖尿病】

【脂質異常症】

【メタボリックシンドローム】

【心房細動】

【肥満】

【喫煙】

【飲酒】

【家族】に『脳卒中の病歴』がある

 

【脳卒中】のチェック方法

以下の内、どれか1つでも該当した場合は、直ちに医師へ相談して下さい。

 

【笑顔】

・【歯】を見せて笑顔を作れるか?

・バランスよく【顔の筋肉】が動くか?

・【顔面神経麻痺】になっていないか?

【前へならえ】

・【両方の掌】を上に向けて「前へならえ」の姿勢ができるか?

・【麻痺のある側】の【腕】が次第に下がってしまわないか?

【しゃべる】

・何か簡単な文章を言ってもらう。

・「呂律がまわらないか?」

・【言語障害】をチェックする。

 

【医師】:【脳卒中】の治療

 

【脳卒中】は、『時間が勝負』です。

【発症後1~2週間】の間に、

「どれだけ早く治療をできるか?」がその後の【回復】に左右します。

 

 

【くも膜下出血】

 

【くも膜下出血】とは?

 

【脳の血管】が枝分かれした所に生じた「コブ(脳動脈瘤)」が破裂して、

【くも膜下腔】に血が流れ出た場合を【くも膜下出血】と言います。

 

【くも膜下腔】に流れた血が、【脳】全体を刺激するので、

「バットで殴られた」ような【激しい頭痛】が【突然】起こるのが特徴です。

 

【くも膜下出血】の治療法

 

【開頭クリッピング術】

【頭蓋骨の一部】を外して、【脳動脈瘤】に

金属製の「クリップをする」治療法です。

【コイル塞栓術】

【足の付根の血管】から【動脈瘤】の近くまで

【カテーテル】(細い管)を挿入し、

この【カテーテル】を利用して、【動脈瘤】に

金属製の「コイルを詰め込む」方法です。

 

 

 

【脳出血】

 

【脳出血】とは?

 

【高血圧】などにより、【脳の血管】が脆くなり、

【細い血管】が破れた場合を【脳出血】と言います。

 

【出血】した『血が固まる』(血腫)と、

【周囲の脳細胞】に大きなダメージを与え、様々な【症状】が発生します。

 

【医師】:【脳出血】の治療法

 

【薬物治療】

・【血圧】を下げる

・【脳のむくみ】をとる

【手術】

【開頭血腫除去術】

 

 

【脳梗塞】

 

【脳梗塞】とは?

 

【脳の血管】が詰まった場合を【脳梗塞】と言います。

【脳梗塞】には【3種類】あります。

【ラクナ梗塞】

【高血圧】などにより、【脳の血管】が脆くなり、【細い血管】が詰まった場合を【ラクナ梗塞】と言います。

【アテローム血栓性梗塞】

【コレステロール】が【脳の血管】に浸み込むと【動脈硬化】が起こります。

この動脈が破れると・・・【血管の壁】に【血小板【が集まり、【血管】を塞いでしまいます。 これを【アテローム血栓性梗塞】と言います。

【心原性脳塞栓症】

【心臓の中】にできた【血栓】が剥がれ、【脳の中】に移動し、【脳の血管】が詰まった場合を【心原性脳塞栓症】と言います。

【血管不整脈】の1つである【心房細動】が主な原因で発生します。

 

【医師】:【脳梗塞】の治療

 

【血栓溶解療法】

「血栓を溶かすための薬」を【静脈注射】する。

【脳保護療法】

【脳梗塞】により発生した「活性酸素」などの有害物質が、【脳細胞】のダメージをより進めてしまいます。【薬】により「活性酸素」の働きを抑える方法が【脳保護療法】です。

【抗血小板療法】

【血小板】の働きを抑えて、【血栓】ができるのを防ぎます。

【抗凝固療法】

【血液】の中に「繊維ができるのを防ぐ」方法です。

【抗脳浮腫療法】

【脳梗塞】が起こると、周辺に水分が増えて【浮腫み】が生じ、正常な【細胞】が圧迫されてしまいます。「水分を取り除く」事で、【症状】の悪化を防ぐ方法です。

 

【脳梗塞】の統計

 

【発症】から【1年】以内に「10人に1人が再発」している

【10年】以内に「2人に1人が再発」する

 

 

 

【脳卒中後遺症】

 

【脳卒中後遺症】の症状

 

【片麻痺】

【右脳】に病変があれば【左片麻痺】、

【左脳】に病変があれば【右片麻痺】となります。

【感覚の障害】

 

【筋緊張の異常】

 

【肩関節亜脱臼】

 

【高次脳機能障害】

・【右脳障害】:【半側空間無視】【注意障害】

・【左脳障害】:【失語症】

【うつ症状】


 

【脳卒中後遺症】に対するリハビリテーションのポイント

 

【麻痺の改善】も重要な目的ですが、

それと同等に【非麻痺側】を「上手に使えるようになる」ことも大切

【廃用症候群の予防】

※【関節拘縮】【筋萎縮】【骨萎縮】【起立性低血圧】【褥瘡】など・・・

 

【脳卒中患者】に対する【リハビリの流れ】

 

【障害の種類】と【その程度】を把握し、

【健常部】も含めた【残存している機能】を評価する

【廃用症候群】を予防する

【麻痺側】の動きの改善

【非麻痺側】の【上下肢】の使い方を覚え、

【麻痺】に見合った【新しい動作や行動】を【学習】していく

 

脳卒中患者に対するチェック法

 

【運動麻痺】のチェック

 

【上肢】【手指】【下肢】それぞれを別々に評価します

【重度麻痺】

意図的に「筋肉を収縮させる」事ができない。

【連合反応の出現】
【非麻痺側】に強く力を入れると、【麻痺側】にも【筋収縮】が見られる。

【中等度麻痺】

【随意運動】の出現


【共同運動】
意志によって「動かせる」が、全体的に「同じ動き」しかできず、【各関節】を「別々に動かす」ことは難しい。

(例)【肩】を動かせば【肘】を曲げられるが、【肩】を動かさずに【肘】を曲げることはできない。

【軽度麻痺】

【各関節】を「個々に動かせる」

・【座った状態】で【つま先】を「上にそらせる」

・【肘】を曲げずに「手を挙げる」事ができる

・【各指】を順番に折って、「数える動作」ができる

 

【筋肉】のチェック

 

【関節】を動かした時の【抵抗】をチェックします。

【上肢】

【手指】を開いたり、【肘】を伸ばそうとすると、

『抵抗を感じるか?』チェックします。

【下肢】

・【膝】を伸ばした際の【抵抗】をチェックします。

・【歩行動作】のチェック:【分回し歩行】【内反尖足】

 

【感覚障害】のチェック

 

【痛覚】【触覚】【温度覚】の状態をチェックします。


【患者】に『目を閉じて』もらい、

【麻痺側】の関節を曲げてあげ、

【患者】が『非麻痺側を同じように動かせるか?』チェックします。

 

【四肢の失調】チェック

 

【動作時の力】加減をチェックします。

【上肢】

【指鼻指試験】

【下肢】

・【踵】で【スネ】をこすってもらう。

・【座ったり】【立ったり】してもらった時の

【バランス】を観察

 

【肩関節亜脱臼】の有無

 

【肩周辺の筋力】が低下すると、

【上肢】の重さで【肩関節の亜脱臼】が発生します。

【亜脱臼】を放置しておくと、【肩手症候群】が起こりやすくなります。

 

【ステップ6】:【廃用症候群】のチェック

 

【廃用症候群】とは、

【安静】にしていた為におこる【二次的な障害】です。

 

具体的には、【筋力の低下】【関節がかたくなる】

【骨密度の低下】【起立性低血圧】【褥瘡】などが起こります。

 

【ステップ7】:その他の【機能障害】のチェック

 

【半側空間失認】

「片側にものがある事を意識しない」事を【半側空間失認】と言います。

・【左側】の「おかずを残す」

・【左側】の部屋や廊下に「気付かない」

【注意の障害】

 

【記憶の障害】

 

【失語症】

 

【構音障害】


【摂食・嚥下障害 】


 

 

【脳卒中後遺症】:鍼灸治療の症例報告

 

【41歳女性】:【脳卒中後遺症】

 

【脳卒中後遺症】

数年前【左脳動静脈奇形】(AVM)により手術した。「右側の麻痺」「半盲(右側見えない)」などの症状になり、様々な治療を受けた。

【主な症状】

【半盲】(右側見えない)により、右側を常に意識して向いている為に【頚~肩】が辛くなる

【右腕】が「ひきつった感じ」がする

【右腕の感覚】があまりない

【鍼灸治療】

ご自身も【鍼灸師の免許】を取得しており、自分でも治療を行っているそうです。その為、【頚】に【お灸の痕】ができていました。【頚の辛さ】を軽減させる為に、【反応点】を探りながら、「少し強く刺激」をしました。

 

参考文献

 

 

 

出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン

 

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