トイレが近い(頻尿)
【トイレが近い】:【鍼灸治療】がお薦め♪
以下の項目に該当する場合は、【鍼灸治療】がお薦めです。
病院で検査したけれど、「原因不明」と言われた |
【過活動膀胱】と診断された |
「病院に暫く通ったけれど、症状が解消されない」 |
「症状が慢性化して、軽減されていない」 |
「薬の服用をやめたい」 |
【排尿】について
【排尿回数】
次のような事が、【排尿回数】に関係します。
【膀胱の容量】 |
【一日の尿量】 |
【残量感】 |
【膀胱】や【膀胱頚部粘膜】の炎症などの刺激状態 |
【下部尿路閉塞】 |
※24時間以内における【正常尿量】は、
「食べ物」「飲み物」「年齢」「環境」「気候」「健康状態」などにより変化します。
【成人の正常な排尿回数】
【日中】 | 5~7回 |
---|---|
【夜間】 | 0~1回 |
【頻尿】について
【頻尿】の基準
【1日】に【10回】以上トイレに行く |
【夜間】に【2~3回】以上トイレで起きる |
【頻尿】の形
昼夜を問わない【頻尿】 |
昼間のみ【頻尿】 |
夜間のみ【頻尿】 |
【頻尿】の原因
【膀胱】に溜められる【尿量】が減少した | ■【細菌感染】■ 「膀胱炎」「尿道炎」「前立腺炎」など ■【前立腺肥大症】■ ■【妊娠】■ ■【精神的なもの】■ 「緊張している」「不安」 ■【寒い】■ 「気温が急に冷えた」 |
---|---|
【尿量】が増えた | ■水分を過剰に摂取した■ ■「利尿作用」のある飲み物を摂取した■ 「コーヒー」「紅茶」 ■【糖尿病】■ 【糖尿病】になると「喉が渇く」ので、水分を多く摂り、その結果、尿量が増えます。 ■【薬の作用】■ 「高血圧剤」など |
【膀胱】の活動状況 | ■【低活動膀胱】■ 「膀胱の収縮力」が弱いために、「尿の切れが悪い」「残尿感」などの症状がでる。 ■【過活動膀胱】■ 人間の意志に反して「膀胱が収縮」する事で「頻尿」「尿漏れ」などの症状がでる。 |
【加齢】 | ■【抗利尿ホルモン(ADH)】■ 通常、夜間は、「睡眠を優先」させる為に【抗利尿ホルモン(ADH)】の作用により、「尿量」を少なくします。しかし、「加齢」により【抗利尿ホルモン(ADH)】の分泌が変化する為、「睡眠中の排尿回数が増えて(夜間頻尿)」しまいます。 ■【膀胱容量の低下】■ 「加齢」により「膀胱の容量」が低下します。 |
【細菌感染】(膀胱炎・尿道炎)
【膀胱炎】とは?
大腸菌などの【細菌】が、
【膀胱】や【尿道】に侵入して【炎症】を起こした状態で、女性に多くみられます。
女性が【膀胱炎】にかかりやすい理由
【男性の尿道の長さ】が「20~25cm」あるのに対して、【女性の尿道の長さ】は「4~5cm」しかありません。「尿道」が短く、肛門付近の「大腸菌」が「尿道」へ侵入しやすいために、女性は男性よりも【膀胱炎】にかかり易くなります。
【膀胱炎】【尿道炎】の症状
【排尿時痛】 |
【残尿感】 |
【血尿】 |
【頻尿】 |
【下腹部の痛み】【下腹部の不快感 】 |
【膀胱炎】【尿道炎】の誘因
【排尿】を長時間我慢する |
下半身の【冷え】 |
【妊娠】 |
【疲労】 |
【寝不足】 |
【医師】:【膀胱炎】【尿道炎】の検査
病院に行くと次のような検査により、診断が下されるようです。
「尿検査」でわかります。 |
|
【原因を特定する】には、造影剤を使った「X線検査」を行います。 |
|
【改善しない場合】は、「膀胱鏡」を使って膀胱を直接調べます。 |
【過活動膀胱】
【過活動膀胱】とは?
通常【膀胱】には、「300~500cc ほどの尿を溜める」ことができるので、
ある程度【尿】が溜まると「おしっこをしたい」と感じ、
トイレに行って、【脳の命令】により【膀胱が収縮】する事で、排出されます。
しかし【過活動膀胱】は、
【尿】がまだあまり溜まっていなくても、
【人間の意志】とは関係なく【膀胱が収縮】してしまうので、
「トイレが近く」なってしまいます。
【細菌感染】などの原因が見つからないのに、
【トイレが近くなる(頻尿)】
【急な強い尿意(尿意切迫感)】を訴える慢性の疾患です。
※【過活動膀胱】は、
2001年に「尿失禁の国際会議」で定義された「新しい病気」です。
【過活動膀胱】の統計
「40歳以降の人口の12% 7~8人に1人の割合で発症」(2002年) |
「年齢とともに発症者が増える(男女共通)」 |
【過活動膀胱】の症状
【トイレ】に行く回数が多い(頻尿) |
【睡眠中】に何度も「トイレで目が覚める」(夜間頻尿) |
我慢する事ができない【尿意】を突然感じる(尿意切迫感) |
トイレまで我慢できず「尿が漏れて」しまう(切迫性尿失禁) |
「水の流れる音を聞く」と排尿したくなる。 |
「冷たい水を手で触る」と排尿したくなる。 |
【過活動膀胱】の原因
【神経の伝達】 | 【脳】と【膀胱の筋肉】を結ぶ「神経の伝達」にトラブルが起きると【膀胱に尿が少量しか溜まっていないのに、尿を出そうする】【排尿に関わる筋肉の動き(締める・緩める)が正常に働かなくなる】など・・・「頻尿」「尿漏れ」などの症状が発生します。
「脳梗塞」「脳卒中」など ■【脳の障害】■ 「パーキンソン病」 ■【脊髄の障害】■ 「脊髄損傷」「多発性硬化症」 |
---|---|
【骨盤底筋】 | 女性の場合「加齢」や「出産」によって【骨盤底筋】が弱くなったり、傷んだりすることがあります。 その為、「排尿のメカニズム」がうまく働かなくなり、【過活動膀胱】が起こります。 ※【骨盤底筋】は「膀胱」「子宮」「尿道」などを支えている筋肉です。 |
【膀胱が過敏】 | 何らかの原因で「膀胱が過敏になる」と、「尿をたくさん蓄える」事が出来なくなることがあります。 ■【原因不明】■ ■【加齢】■ 「女性ホルモン」の分泌が減少して「膀胱」が過敏になった |
【過活動膀胱】に対する病院での検査
【問診】 |
【腹部エコー】・・・「残尿量」を測ります。 |
【血液検査】 |
【尿検査】 |
【医師】【過活動膀胱】に対する治療法
【薬物療法】 | 「症状を緩和」させる為のお薬です。 |
---|---|
【膀胱訓練】 | 「尿意」を感じてから、トイレに行くのを少し我慢する訓練です。我慢する時間を少しづつ伸ばしていき、「2~3時間」我慢できるようにします。 |
【骨盤底筋体操】 | 【尿道・肛門・腟】を「キューっと締める!」→「そのまま暫く静止」→「ユックリ緩める」という動作を繰り返し行って【骨盤底筋】を鍛えます。 |
【過活動膀胱】に対する鍼灸治療の目的
【鍼灸治療】は「機器」を使用せずに、
「話を聞く」「体の状態をチェックする」事で不調の原因を探ります。
だから「西洋医学的」には「原因不明」と言われた場合でも、
「東洋医学的」に考えると「原因」が必ずあります。
【血流up!】 | 「血行が悪い」と【栄養】が行き渡らず、【排尿】に関係する機能の妨げになります。 |
---|---|
【過敏性を抑える】 | 【鍼灸治療】には、【感覚をコントロールする技法】があります。 「検査では異常がないのに痛い」 「検査では異常がないのに痒い」など・・・ 【過敏になっている】事が関係している場合に行います。 |
【筋肉】 | 【排尿に関係する筋肉】に直接アプローチします。
|
【過活動膀胱】に対する鍼灸治療
「検査で異常が見つからず、原因が不明の場合」は、【鍼灸治療】がお薦めです。
「血行を良くしたり」「感覚の過敏性を抑える」目的で、
【お腹】【お尻】などの【骨盤周辺にある筋肉】を中心に
【鍼】や【お灸】で刺激します。
間質性膀胱炎
【間質性膀胱炎】とは?
「細菌感染などの原因が見つからない」のに、
「頻尿」「尿意切迫感」を訴える慢性の疾患を
【間質性膀胱炎】と呼んでいます。
【間質性膀胱炎】では、
「炎症の範囲」が「粘膜(膀胱内の表面)」から、
その奥にある「間質」に達していて、
【膀胱鏡検査】で表層に小さな「出血」や「潰瘍」が見つかります。
「慢性的な炎症」により、膀胱は「萎縮」してしまいます。
【間質性膀胱炎】の統計
【米国】では「100万人」以上、
【日本】では「25万人(約90%は女性)」いると推定されています。
【間質性膀胱炎】の症状
【陰嚢】と【肛門】の間に不快感や疼痛がある |
【トイレ】に行く回数が多い(頻尿) |
我慢する事ができない【尿意】を突然感じる(尿意切迫感) |
排尿を我慢すると、【膀胱】に「痛み」や「不快感」がでる |
【病院】【間質性膀胱炎】の検査・診断
病院に行くと次のような【検査】で【診断】が下されるようです。
【検尿】で「細菌感染」の有無を調べる |
|
【超音波】で残尿をチェックして「尿排出障害」の有無を調べる。 |
|
【細菌・残尿がないのに頻尿・尿意切迫感がある場合】は「排尿筋過活動」を疑い、抗コリン剤を処方 |
|
【抗コリン剤】を処方しても「症状が消えない」場合、 【間質性膀胱炎】を疑う
|
【膀胱水圧拡張】とは?
【診断を確定する】には、
麻酔をした状態で【膀胱鏡】で【膀胱】内を観察しながら、
【膀胱】に水を注入して【水圧】で拡張し、【膀胱上皮の異常】を調べます。
その後、水を排出してゆく過程で
「膀胱粘膜から出血してくる」ことを確認することで、
【膀胱水圧拡張】と【診断】がつきます。
この【膀胱水圧拡張】が、同時に「この病気の初期治療」になります。
【低活動膀胱】
【低活動膀胱】とは?
【膀胱の収縮力】が弱いために、
「尿の切れが悪い」「残尿感」などの症状が発生します。
【低活動膀胱】は若い人でも発症します。
【低活動膀胱】の症状
【腹】に力を入れないと排尿できない |
【残尿感】 |
【頻尿】 ※「膀胱内の尿」が出しきれていないと「尿がすぐ溜まる」ので「頻尿」になります。 |
【低活動膀胱】の原因
【糖尿病】 |
【骨盤内の手術】 |
【子宮癌】 |
【椎間板ヘルニア】 |
【トイレが近い (頻尿) 】症状に対する鍼灸治療の症例
【男性 (49歳) 】 過活動膀胱
【主な症状】 | ・数か月前から「トイレが近く」なった |
---|---|
【鍼灸治療:1回目】 | 問診から「体を温める機能が弱くなり、冷えている」事が原因と感じました。 「体の温める機能を高める」ツボを刺激しました。 ■後日■ |
【鍼灸治療:6回目】 | ■【状況】■ ■治療■ 「不要な熱を除去する作用のある」ツボを刺激しました。 |
【鍼灸治療:8回目】 | ■【状況】■ ■治療■ 「不要な熱を除去する作用のある」ツボを刺激しました。 ■後日確認■ |
出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン
営業日 | 【火曜日】~【土曜日】 |
---|---|
定休日 | 【日曜】【月曜】【祝日】 |
営業時間 | 【10時~20時】開始まで(受付:17時迄) |
予約 | 090-6309-9168
【当日】のご予約は【電話】でお願い致します。 |