骨粗しょう症

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【鍼灸治療を行っている症状一覧】ではございません。

こちらは「簡単な言葉を使用して病気についてご紹介している」ページです。

 

 

「病気を知る」事は「病気を防ぐ」事に繋がります。

【東洋医学】の最大の目標は「発病を未然に防ぐ事!(予防医学)」です。

「健康意識を高める!」「病気予防の意識を高める」目的で、ご紹介致します

「鍼灸適応疾患」には該当しておりません。

 

【鍼灸治療】に関しては、以下のページでご確認下さい。

【鍼灸治療:対応可能な症状一覧】

【症状で探す】【男性特有の症状】【女性特有の症状】

 

 

骨粗しょう症とは?

骨の量が減って骨が脆くなる病気です。健康な骨は、骨の中の柱の構造がシッカリしているのに対して、骨粗しょう症の場合、骨がスカスカ(骨の中の柱の構造が細く・少なくなってしまい)になっています。骨粗しょう症は、女性に多い病気です。特に女性は、閉経を迎える50歳頃から骨量が急激に減る為、発症する方がグーッと増えます。骨折(背骨、脚の付け根の骨折が非常に多い。)のリスクが高い病気です。

骨の代謝

骨は作られたらそのままではなく、絶えず「壊す→作る」というサイクル(骨の代謝)を繰り返しています。古くなった骨には、破骨細胞が集まり骨を破壊します。そこに、骨芽細胞が集まり新しく骨を作り治して元に戻してくれます。この「骨を壊す→作る」という2つのバランスが取れていると、骨の強度が保たれます。骨粗しょう症は、「骨を壊す」働きの方が強い為に骨が脆くなってしまいます。

骨粗しょう症の原因

◆加齢◆
加齢とともにカルシウムの吸収が悪くなってしまいます。
※カルシウムの吸収には、「紫外線を浴びる」「ビタミンDの摂取」などが関係しています。

◆閉経◆
女性ホルモンには、「骨が壊れるのを防ぐ」働きがあります。閉経を迎える50歳頃から女性ホルモンの量が減ると、骨密度が減ってしまいます。

◆生活習慣◆
運動、食生活、喫煙・飲酒、日光を浴びるなど・・・

◆薬◆
ステロイドの内服など・・・

◆病気◆
甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、糖尿病など・・・の病気や、病気に使用する治療薬が骨の代謝に影響して、骨粗しょう症を引き起こす場合があります。

骨粗しょう症の症状

・身長が縮む(最高身長より2~4cm縮んだら注意!)

・背中や腰が曲がる(背中を壁に付けた時に、頭が壁につかない)

・立ち上がる時に背中や腰が痛む

背骨の圧迫骨折

骨粗しょう症では、転ばなくても骨が潰れる事があります。体の重みやちょっとした衝撃が加わるだけで骨が潰れてきます。これを圧迫骨折と呼びます。この圧迫骨折により、 背中が丸くなったり、身長が縮んでしまいます。痛みがなく気付かない方も多いのが特徴です。

転倒に注意!

転倒による骨折のリスクは非常に高い病気です。高齢者の方で一番折れやすい骨は、大腿骨。大腿骨が折れると、手術や入院が必要になってきます。高齢者の場合は、入院で安静にするとすぐに筋肉が衰えてしまいます。筋肉が衰えてしまうと・・・転倒しやすくなります。「転倒→安静→筋肉の衰え」・・・という悪循環を繰り返す事により、寝たきりになってしまう方もいます。

骨粗しょう症と関係のある病気

◆逆流性食道炎◆
背中が曲がると腹圧が上がってしまいます。それは、胃液が逆流しやすくなり、食道炎を引き起こしてしまいます。

◆動脈硬化◆
加齢と共に腸からのカルシウムの吸収が悪くなり、血液中のカルシウムが不足してしまいます。その不足を補うために、骨からカルシウムが溶け出してきて骨粗しょう症になってしまいます。一方で、骨から溶け出したカルシウムが血管に溜まると、動脈硬化を引き起こしてしまいます。

骨粗しょう症の検査

◆骨量の測定◆
DXA法(背骨・足の付け根・手首などで測る)、MD法(手で測る)、超音波法(踵で測る)などで測ります。

◆X線検査◆
主に背骨を調べます。

◆身長測定◆
最高身長より2~4cm縮んだ場合は注意!

◆血液・尿検査

骨粗しょう症の治療

お薬の服用と同時に、運動や食事などの生活習慣の改善も同時に行う事が重要です。

◆薬物療法◆
骨を壊す働きを抑える薬、骨を作る働きを助ける薬、壊す働きと作る働きのバランスを整える薬などがあります。

背骨の骨折の治療法

鎮痛剤を使用しながら数カ月間安静にします。ギブスやコルセットを併用する場合もあります。症状がとれない場合は、手術(人工骨、骨セメント)を行う場合もあります。

脚の付け根の骨折の治療法

治療には手術が必要です。通常は、数週間~数か月の入院が必要です。

◆内固定術◆
ピンなどで骨折をとめる手術です。

◆人工骨頭置換術◆
人工の骨を入れる手術です。

 

 

参考文献

 

 

出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン

 

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