【胃のトラブル】
(慢性胃炎・胃痛・胃もたれ・胸やけ・お腹がはる・お腹の膨満感)
HOME >【鍼灸適応疾患】>【胃のトラブル】(慢性胃炎・胃痛・胃もたれ・胸やけ・お腹の膨満感)
【胃のトラブル】鍼灸治療がお薦めの症状
次のような方は、【鍼灸治療】をお薦め致します。
検査で異常が見つからないのに、 ●【胃痛】(みぞおち痛) ●【胃もたれ】(胸やけ) ●【お腹が脹る】(お腹の膨満感)・・・などの症状がある |
【慢性胃炎】 |
【薬】を飲んでも、前より効かなくなってきた |
症状が慢性化しているが、【薬】以外の対処法を特にしていない。 |
【薬】の服用をやめたい |
【鍼灸治療】胃のトラブル
【胃のトラブル】鍼灸治療の目的
「自律神経の働きを整える」 |
「弱まっている胃の働きを活性化する」 |
「過敏になっている感覚を、正常な状態に戻す」 |
「胃のトラブル」の反射作用により、 体の表面に現れた【筋肉の凝り】をほぐす。 |
【胃のトラブル】に対する鍼灸治療
【鍼灸治療】には・・・
【感覚をコントロールする技法】があります。 |
---|
●「検査では異常がないのに痛い!」
●「検査では異常がないのに痒い!」など・・・
様々な不調を訴える方に対する【対処の1つ】として、
非常に一般的な方法です。
反射作用による【圧痛】
【胃のトラブル】を抱えている方の多くは、 反応として・・・ ●【背中の筋肉】が硬くなっていたり、 ●【お腹】を軽く押しただけで【痛み】や【不快感】を感じます。 |
---|
【体に表れている反応】や【その他の症状】を確認しながら、
【最適なツボ】を選び、【鍼】や【お灸】で刺激します。
【胃の六つ灸】
【胃のトラブル】に対する代表的な治療法として、【胃の六つ灸】があります。
【背中のツボ:3か所】(左右合わせて6か所)に
【お灸】をする事で、【胃の働き】を整えます。
【胃のトラブル】自己ケア法
【胃に負担をかけない生活】
規則正しい時間に【食事】を摂る。 |
【寝る前】に食べない。 |
食事の際、よく【噛む】。(1度に30回以上噛む) |
【腹八分目】にする。 |
【食後30分】くらいは「激しい運動をしない」「横にならない」 |
【睡眠】を十分とる。 |
【ストレス】を解消する。 |
【禁煙】する。 ※【タバコ】は、胃の血流を悪くします。 |
摂りすぎ注意な【食べ物】
【脂肪の多い肉】 |
【甘い物】 |
【穀類】 |
刺激の強い【香辛料】 |
【胃】について
【胃の働き】とは?
【胃】には、「食べ物を消化する」働きがあります。
【食べ物】を【口】に入れると、
【食道】を通って【胃】に入ります。
【胃】は、【食べ物】が入ってくると、
上の部分を広げ【胃液を分泌】します。
そして【胃】は、「波打つように動く(胃の蠕動運動)」事で、
【胃液】と【食べ物】を混ぜ合わせながら、
【消化した食べ物】を下へ運び、
少しずつ、ユックリと【十二指腸】へ送り出します。
【噴門】 | 【食道】から【胃】へ繋がる【胃の入口】部分を 【噴門】と言います。 【噴門】がギュッ!っと締まる事で、 【食べ物】や【胃酸】が 【食道】へ逆流するのを防いでいます。 |
---|---|
【幽門】 | 【胃】から【十二指腸】へ繋がる 【胃の出口】部分を【幽門】と言います。 【幽門】は、【胃】に溜まった【食べ物】が、 一気に【十二指腸】へ流れ込まないように調節したり、 【十二指腸】からの逆流を防いでいます。 |
【グレリン】 | 【胃の上部】には、 ●『食欲を刺激したり』 ●『味覚に関係する』 【ホルモン】(グレリン)が分泌されます。 この【グレリンの働き】により、 美味しく【食べる】事ができます。 |
【胃の粘膜】
【胃の粘膜】は、
●【胃液(食べ物を消化)】と
●【粘液(粘膜を保護)】を分泌します。
【胃液】に含まれる【胃酸の酸性度】は、非常に高く、
【胃液】が直接【粘膜】に触れると、溶けてしまいます。
その為【粘液】は、【粘膜の表面】を覆って、
「中性に保つ」事で、【粘膜】を守っているのです。
【胃の粘液】
【胃の粘膜】は【粘液】に覆われています。
【食べ物】が「口」から「食道」を通じて「胃」に入ってくると、
【胃液】が分泌されます。
【胃液】は・・・
【胃の粘膜】を溶かしてしまう程「酸性が強い」ので、
【粘液】が「胃の粘膜を守っている」のです。
【胃のトラブル】主な原因
【胃のトラブル】検査で異常が見つかる場合
「検査で異常が見つかる場合」を【器質的問題】と言います。
【胃潰瘍】 |
【胃癌】 |
【胃のトラブル】検査で異常が見つからない場合
「検査で異常が見つからない場合」を【機能的問題】と言います。
【自律神経の乱れ】 |
【精神的ストレス】 |
【日常生活】 |
【胃液】に対して知覚過敏になる |
※【胃のトラブル】を抱えている日本人の4人に1人が【機能的問題】に該当します。
【ストレス】と【胃の働き】の関係
ストレスが胃の働きに影響する理由
【精神的ストレス】は、【自律神経の働き】を乱します。
【自律神経】は、【胃の動き】や【胃液の分泌】に関係する為、
消化がスムーズに行われず、次のようなトラブルが発症します。
【広がらない】 | 【食べ物】が入ってきても、【胃の上の部分】が広がらないので、少ししか食べていないのに、【膨満感】が出てしまい、食欲がなくなってしまいます。 |
---|---|
【蠕動運動】 | 【胃の動き】が悪くなり、食べ物が胃に残ってしまう為、【胃もたれ】(お腹が脹る)などの症状が起こります。 ※「胃の動き」の事を【蠕動運動】と言います。 |
【知覚過敏】 | 【胃液】に対して【過敏】(知覚過敏)になってしまうと、●「みぞおちが痛む」 ●「みぞおちが焼ける感じがする」等の症状が発生します。 |
【医師】胃のトラブルに対する治療
【医師】胃のトラブルに対する検査
【検査】により、【胃潰瘍】【胃癌】の有無などが判ります。
バリウムによる【X線造影検査】 |
【内視鏡検査】 |
【医師】胃のトラブルに対する治療法
【薬物療法】になります。
【胸やけ】(みぞおち痛) | 【胃酸の分泌を抑える薬】 |
---|---|
【胃もたれ】(膨満感) | 【胃の働きをよくする薬】 |
【強いストレス】 | 【抗不安薬】 |
【ピロリ菌】
【ピロリ菌】とは?
【ピロリ菌】とは、細長くねじれた形をした【細菌】です。
「大人になってから感染する」事は少なく、
「乳幼児の時に口から感染」して、
【胃の中(胃の粘液)】に住み着きます。
【ピロリ菌】は、「自然になくなる」事は少なく、
長い間、胃に住み着いて、胃に【炎症】を引き起こし、
慢性的な【胃の粘膜】の障害により、
【胃潰瘍】や【胃癌】を発症させてしまいます。
※日本人の半数近くが【ピロリ菌】に感染しているという統計があります。
【ピロリ菌】により【胃潰瘍】が発症する理由
【ピロリ菌】は、「胃の粘液」の中に住みつきます。
「酸性の強い胃液」から身を守る為に、
「アルカリ性のアンモニア」を身にまとっています。
その為、【ピロリ菌】が胃に長く住み着くと、
【ピロリ菌】の【アンモニア】や【毒素】により、
次第に【胃の粘膜】が壊され、
【胃の粘膜の炎症(胃炎)】を引き起こします。
【胃炎】が長く続くと、
【粘膜の修復力】が弱まってしまい、【胃潰瘍】が発症します。
【ピロリ菌】感染を放置しておくと・・・
【慢性胃炎】から
●【十二指腸潰瘍】に進行したり、
●【萎縮性胃炎(胃の粘膜の襞がなくなりツルツルになる)】に進行する事で、
【胃潰瘍】や【胃癌】を発症し易くなります。
出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン
営業日 | 【火曜日】~【土曜日】 |
---|---|
定休日 | 【日曜】【月曜】【祝日】 |
営業時間 | 【10時~20時】開始まで(受付:17時迄) |
予約 | 090-6309-9168
【当日】のご予約は【電話】でお願い致します。 |