【胃潰瘍】について

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【鍼灸治療を行っている症状一覧】ではございません。

こちらは「簡単な言葉を使用して病気についてご紹介している」ページです。

 

 

「病気を知る」事は「病気を防ぐ」事に繋がります。

【東洋医学】の最大の目標は「発病を未然に防ぐ事!(予防医学)」です。

「健康意識を高める!」「病気予防の意識を高める」目的で、ご紹介致します。

 

【鍼灸治療】に関しては、以下のページでご確認下さい。

【鍼灸治療:対応可能な症状一覧】

【症状で探す】【男性特有の症状】【女性特有の症状】

 

 

 

 

 

【胃】について

 

【胃の働き】とは?

 

【胃】には、「食べ物を消化する」働きがあります。

 

【食べ物】を【口】に入れると、

【食道】を通って【胃】に入ります。

 

【胃】は、【食べ物】が入ってくると、

上の部分を広げ【胃液を分泌】します。

 

そして【胃】は、「波打つように動く(胃の蠕動運動)」事で、

【胃液】と【食べ物】を混ぜ合わせながら、

【消化した食べ物】を下へ運び、

少しずつ、ユックリと【十二指腸】へ送り出します。

 

【噴門】

【食道】から【胃】へ繋がる【胃の入口】部分を【噴門】と言います。【噴門】がギュッ!っと締まる事で【食べ物】や【胃酸】が【食道】へ逆流するのを防いでいます。

【幽門】

【胃】から【十二指腸】へ繋がる【胃の出口】部分を【幽門】と言います。【幽門】は、【胃】に溜まった【食べ物】が、一気に【十二指腸】へ流れ込まないように調節したり、【十二指腸】からの逆流を防いでいます。

【グレリン】

【胃の上部】には、『食欲を刺激したり』『味覚に関係する』【ホルモン】(グレリン)が分泌されます。

この【グレリンの働き】により、美味しく【食べる】事ができます。

 

【胃の粘膜】

 

【胃の粘膜】は、

【胃液(食べ物を消化)】と【粘液(粘膜を保護)】を分泌します。

 

【胃液】に含まれる【胃酸の酸性度】は、非常に高く、

【胃液】が直接【粘膜】に触れると、溶けてしまいます。

その為【粘液】は、【粘膜の表面】を覆って、

「中性に保つ」事で、【粘膜】を守っているのです。

 

【胃の粘液】

 

【胃の粘膜】は【粘液】に覆われています。

 

【食べ物】が「口」から「食道」を通じて「胃」に入ってくると、

【胃液】が分泌されます。

 

【胃液】は・・・

【胃の粘膜】を溶かしてしまう程「酸性が強い」ので、

【粘液】が「胃の粘膜を守っている」のです。

 

 

 

【胃潰瘍】について

 

【胃潰瘍】とは?

 

【胃の粘膜】に「穴」が開いた状態を【胃潰瘍】と言います。

 

「食べ物を消化する機能」と

「粘膜を保護する機能」のバランスが崩れると、

【胃の壁】が傷つき、【胃潰瘍】を発症してしまいます。

 

【胃潰瘍】の症状

 

空腹時の「みぞおちの痛み」

【胃もたれ】

【吐き気】【嘔吐】

【ふらつき】【めまい】

※【出血】(吐血・下血)による貧血

【吐血】(黒い血)

【便】に血が混じる(黒い便)

 

【胃潰瘍】の主な原因

 

【ピロリ菌】

【ピロリ菌】に感染

【ストレス】

【ストレス】により、次の現象を引き起こします。

・【胃酸】が多く分泌される。

・【胃粘膜】の血流が悪くなる。

【喫煙】

【喫煙】により、次の現象を引き起こします。

・【胃酸】などのバランスを崩す。

・【胃粘膜】の血流を悪くする。

【薬の副作用】

【アスピリン】

【心筋梗塞】や【脳梗塞】の再発予防などで処方

【非ステロイド系抗炎症薬】

【痛み止め】

 

【病院】:胃の検査法

 

【X線造影検査】

【内視鏡検査】

 

【胃潰瘍】の治療法

 

【止血治療】

【出血】がある場合は、

【内視鏡】によって【血】を止めます。

【薬物療法】

・【ピロリ菌】の除菌薬

・【酸分泌抑制薬】

・【胃粘膜】の防御機能を高める薬

 

 

 

 

【ピロリ菌】

 

【ピロリ菌】とは?

 

【ピロリ菌】とは、細長くねじれた形をした【細菌】です。

 

「大人になってから感染する」事は少なく、

「乳幼児の時に口から感染」して、

【胃の中(胃の粘液)】に住み着きます。

 

【ピロリ菌】は、「自然になくなる」事は少なく、

長い間、胃に住み着いて、胃に【炎症】を引き起こし、

慢性的に【胃の粘膜】を障害して、

【胃潰瘍】や【胃癌】を発症させてしまいます。

 

※日本人の半数近くが【ピロリ菌】に感染しているという統計があります。

 

【ピロリ菌】により【胃潰瘍】が発症する理由

 

【ピロリ菌】は、「胃の粘液」の中に住みつきます。

 

「酸性の強い胃液」から身を守る為に、

「アルカリ性のアンモニア」を身にまとっています。

 

その為、【ピロリ菌】が胃に長く住み着くと、

【ピロリ菌】の【アンモニア】や【毒素】により、

次第に【胃の粘膜】が壊され、

【胃の粘膜の炎症(胃炎)】を引き起こします。

 

【胃炎】が長く続くと、

【粘膜の修復力】が弱まってしまい、【胃潰瘍】が発症します。

 

【ピロリ菌】感染を放置しておくと・・・

 

【慢性胃炎】から【十二指腸潰瘍】に進行したり、

【萎縮性胃炎(胃の粘膜の襞がなくなりツルツルになる)】に進行する事で、

【胃潰瘍】や【胃癌】を発症し易くなります。

 

【ピロリ菌】の検査法

 

【ピロリ菌】に感染していても自覚症状はないので、【検査】をしないと判りません。

【内視鏡検査】

【迅速ウレアーゼ試験】

【鏡検法】
【胃の組織】をとって、【顕微鏡】で見る。

【培養法】

【息の成分】

【尿素呼気試験】
【ピロリ菌】は・・・「尿素」を「アンモニア」と「二酸化炭素」に分解する働きがあります。その性質を利用した【検査法】です。「尿素」を飲んだ前後で、袋に息を吐き出して「息の成分(二酸化炭素の量)」を調べます。

【血液・尿】

【血液】や【尿】の検査(抗体検査)
【ピロリ菌】に対する【抗体】を調べます。

【検便】

【検便】(便中抗原検査)
【ピロリ菌】の【残骸】を調べます。

 

【ピロリ菌】の除菌法

 

【ピロリ菌】に感染していると、自然になくなる事は少なく、

また「日本ヘリコバクター学会のガイドライン(2009年)」では、

「ピロリ菌に感染したら除菌する」事を薦めています。

 

【薬物療法】で【除菌】します。

【1次除菌】

「胃酸の分泌を抑える薬」

「抗生物質」を【7日間】服用する事で、約7割が成功します。

【2次除菌】

【1次除菌】に失敗した場合は、

「抗生物質」の種類を変えて、【7日間】服用します。

 

 

参考文献

 

 

 

出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン

 

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