【生理痛】(月経前症候群・月経困難症)
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【生理痛・月経前困難症】には鍼灸治療がお薦め♪
「病院で検査しても異常が見つからない」場合は、
副作用のない【鍼灸治療】がお薦めです。
【冷え】や【血行不良】が改善されないまま【薬】で痛みを抑えても、
【次の生理】で、同じ苦しみが繰り返されることにしかならないからです。
【鍼灸治療】には・・・
「自律神経やホルモンのバランスを整える」作用があります。
そして、「下腹部の血行を良くする」ことで、
【生理の痛み】を和らげたり、【生理痛の予防】を行います。
また、【機能性月経困難症】の場合でも、
【医師の治療】と併用する事は相乗効果が得られますので、お薦めです。
【生理】月経
【生理】とは?
【生理】とは、
「子宮から周期的に起こる出血」で、【3~7日】で自然に止まります。
女性の体には、
「妊娠・出産に関わる周期的なリズム」があります。
【生理】は、この周期的なリズムの中で発生する「1つの現象」です。
【生理】の事を専門用語で、【月経】と言います。
【生理期間】とは?
「生理が始まった日」~「生理が終わった日」までを【生理期間】と言います。
生理期間は、3~7日が一般的です。
【生理周期】とは?
「生理が始まった日」~「次の生理が始まった日」までを【生理周期】と言います。
一般的な【生理周期】は、25日~38日です。
【生理周期】は、「卵巣の変化」「子宮内膜の変化」に反映されます。
【子宮内膜の変化】
【生理周期】に伴い【子宮内膜】は、
【卵巣ホルモン】に反応して次のように変化します。
【増殖期】 | 【子宮内膜の増殖】【子宮内膜の肥厚】 |
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【分泌期】 | 【子宮内膜の動脈】や【子宮内膜の分泌腺】が豊富になり、更に、【子宮内膜が増殖・肥厚】する |
【月経期】 | 【子宮内膜】が剥がれ、【排出】される |
【子宮頚管】から分泌される【粘液の変化】
【生理周期】に伴い、【子宮頚管】から分泌される【粘液】は、
【卵巣ホルモン】に反応して次のように変化します。
【卵胞期~排卵期】 |
【精子】が、進入しやすい状態です。 |
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【黄体期】 | 「粘りがある」「伸びない」「濁っている」【粘液】が、少量だけ分泌されます。 【精子】は、進入しにくい状態です。 |
【生理の仕組み】
【生理のサイクル】
■【卵胞が育つ】■ 【脳】から「2種類のホルモン」 (卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)が分泌されます。 【卵巣】の中には、数万個の【卵胞】があります。 その中の5~6個の【卵胞】だけが、 【卵胞刺激ホルモン】の作用により、【成熟】していきます。 |
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■【子宮内膜を厚くする】■ 【成熟した卵胞】は、 【エストロゲン】(卵胞ホルモン)を分泌します。 【エストロゲン】は、【子宮内膜】を厚くして、 【受精卵】が【着床】しやすいように、 「子宮内膜の状態」を整えます。 |
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■【排卵】■ 【卵胞】が【成熟】して【直径0.2mm】程になると、 【卵胞刺激ホルモン】の分泌は抑えられ、 同時に【黄体化ホルモン】が分泌されます。 この【黄体化ホルモン】の刺激によって、 【成熟した卵胞】の内の1個から【卵子】が飛び出してきます。 これを【排卵】と言います。 ■【卵子が卵管に入る】■ 【排卵】の前になると、 【卵管】はゆっくりと【卵巣】に近づきます。 【卵管の先端】にある【卵管采】が、 飛び出してきた【卵子】を取り込みます。 ■【黄体に変化】■ 【卵子】が飛び出した【卵胞】は、【黄体】に変化します。 |
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■【子宮内膜を厚くする】■ 【黄体】は、 【プロゲステロン】(黄体ホルモン)を主に分泌します。 【プロゲステロン】は、【子宮内膜】を厚くして、 【受精卵】が【着床】しやすいように、 【子宮内膜の状態】を整えます。 |
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■【子宮内膜の剥離】(生理)■ 【精子】が、【子宮・卵管】を通り、 【卵管の尖端】で【卵子】と出会うと「受精卵」になります。 【受精卵】は、 細胞分裂を繰り返しながら【卵管】の中を移動します。 【受精卵】が子宮まで辿り着くと、 【子宮内膜】で落ち着き、妊娠成立です。
【妊娠しなかった場合】は、 【黄体】の働きが衰えて【白体】に変化します。 そして、不要になった【子宮内膜】が剥がれ、 【血液】と一緒に体外へ排出されます。 【生理の情報】が【脳】に伝わり、 同時に「生理のサイクル1:卵胞が育つ」から開始されます。 |
【生理痛】(月経困難症)
【生理痛】とは?
【生理】時に伴って現れる様々な症状を、【生理痛】と言います。
【月経困難症】とは?
「鎮痛剤を服用する」
「酷い痛みにより、仕事や学校を休む」
など・・・生理に伴う症状が、
治療を要するほど強い場合を【月経困難症】と言います。
【月経困難症】の種類
【月経困難症】は、2種類に分けられます。
【原発性月経困難症】 | 病院で検査しても異常が見つからず、 【月経困難症の原因】となる病変がない場合です。 10代~20代に多くみられます。 【機能性月経困難症】とも言います。 |
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【続発性月経困難症】 | 「子宮内膜症」「子宮筋腫」など、【月経困難症の原因】となる病変がある場合です。 【器質性月経困難症】とも言います。 |
【月経困難症】の症状
【下腹部】が痛い |
【下腹部】の重圧感 |
【腰痛】 |
【頭痛】 |
【悪心】【嘔吐】 |
【便秘】【下痢】 |
【倦怠感】 |
【情緒不安定】 |
【めまい】 |
【乳房】が張る |
【月経困難症】の原因
【臓器の問題】 | 「子宮頚管が狭い」 「子宮の位置が悪い」などの理由により、 【血液】をうまく排出できずにいると、 【痛み】が発生します。 また「子宮の発育が悪い」と、 【血液】や【酸素】の供給が不足して、 【生理痛】が発生します。 例)【子宮筋腫】【子宮内膜症】 |
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【精神的ストレス】 | 【精神的ストレス】により、 「子宮の筋肉や血管が収縮」すると、 【血液】や【酸素】の供給が不足して、 【生理痛】が発生します。 |
【冷え】 | 「体が冷える」と、【筋肉】や【血管】が収縮し、 【血液】や【酸素】の供給が不足して、 【生理痛】が発生します。 |
【ホルモン分泌のアンバランス】 | 【子宮内膜】は、【分泌期~月経期】にかけて 「プロスタグランジン」を分泌します。 「プロスタグランジン」には、 【子宮】を収縮させる作用があるので、 【月経血】がスムーズに排出されます。
しかし「プロスタグランジン」が分泌され過ぎると、 【子宮】が過剰に収縮し、 【血液】や【酸素】の供給が不足して、 【生理痛】が発生します。 |
【病院】:月経困難症の治療
【月経困難症】の主な原因
「プロスタグランジン」による【子宮】の過剰収縮 |
「黄体ホルモン」による【骨盤内臓器】の充血や浮腫 |
【月経困難症】の診断
まずは・・・「原発性か?続発性か?」を調べる必要があります。
【問診】や【検査】により、「明らかな原因となる病変がない」場合は、
【原発性月経困難症】と診断されます。
【問診】 | ・【性交時痛】や【排便痛】の有無 |
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【内診】 | ・【子宮】や【卵巣】の可動痛の有無 |
【経膣超音波検査】 | 【腹腔鏡下仙骨子宮靭帯切断術】 |
【続発性月経困難症】の治療
【西洋医学】での主な治療法は「お薬」です。
【薬】 | ・【鎮痛剤】(プロスタグランジンの産生を抑制させる) ・【子宮収縮抑制剤】 ・【経口避妊薬】(低用量ピル) ・【漢方薬】 |
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【手術】 | 【腹腔鏡下仙骨子宮靭帯切断術】 |
【鍼灸治療】:【生理痛】の原因
【生理痛】の原因
「精神的ストレス」「冷え」「肉体的疲労」「虚弱体質」など
【気血の巡り】(エネルギー)が悪くなったため。
【気】とは、「体内の機能をスムーズに活動させる」働きがあります。
【血】は、身体の隅々まで【栄養】や【酸素】を運び、
「老廃物を排泄する」大切な役割を担っています。
【生理痛】に対する鍼灸治療の目的
【鎮痛物質】の分泌を促す |
【子宮】の過剰な収縮を緩和させる |
【ホルモンバランス】を整える |
【自律神経の乱れ】を整える |
【冷え】の改善 |
【月経前症候群】
【月経前症候群】とは?
【生理前3~10日】の間続く、精神的・身体的症状で、
生理が始まるとともに軽減・消失するもの。
【月経前症候群】の原因
ハッキリとした原因はまだ判っておりません。
最近では・・・
【脳内神経伝達物質の関与】(β-エンドルフィン、セロトニン)が指摘されています。
【月経前症候群】の症状
【身体症状】 | 【頭痛】【関節痛】【腰痛】【乳房痛】【乳房腫脹】【乳房過敏】【腹部膨満感】【下腹痛】【便秘】【下痢】【食欲減退】など・・・ |
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【精神的症状】 | 【イライラ】【不安】【緊張感】【情緒不安定】【抑うつ】【集中力低下】【疲労感】【不眠】など・・・ |
生理痛に対する鍼灸治療の症例
◆39歳女性◆ 生理痛
★主な症状★
学生の頃から、生理痛が酷い。
★その他の症状★
・動悸
・背部痛
・背中に手を回すと肩が痛い
・蓄膿症・・・顔面痛、痰
★鍼灸治療4回目★
週1回のペースで鍼灸治療をしました。「いつも辛いのに、今回の生理はとても楽だった」と喜んで頂きました。
出張専門鍼灸マッサージ治療 ジャスミン
営業日 | 【火曜日】~【土曜日】 |
---|---|
定休日 | 【日曜】【月曜】【祝日】 |
営業時間 | 【10時~20時】開始まで(受付:17時迄) |
予約 | 090-6309-9168
【当日】のご予約は【電話】でお願い致します。 |