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    治療費は「医療費控除の対象」です

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【鍼灸治療】更年期障害

精神のトラブル 自律神経のトラブル 鍼灸治療適応の症状

本日は「更年期障害」に対する鍼灸治療をご紹介します。

 

✅【更年期】とは?

閉経の前後5年(計10年)を指し、個人差がありますが45歳から55歳頃の事。

✅【更年期障害】とは?

「女性ホルモン」の減少により「自律神経」が乱れてしまい、日常生活に支障をきたす状態。自律神経は「体温・血圧・心拍・消化」などの制御に関わる為、乱れてしまうと、体や心に様々な症状が現れてしまうのです。

✅【更年期障害の主な症状】

  • 「月経周期の乱れ」
  • 「ホットフラッシュ」(体のほてり、発汗etc.)
  • 「イライラ・不安」
  • 「抑うつ」
  • 「不眠、集中力の低下」
  • 「動悸・息切れ」
  • 「倦怠感・無気力」

個人的に「更年期障害」で「一番やっかい」なのは、「客観的な数値として辛さを表せない症状ばかり!」という点だと思います。はたから見て、よく耳にする、ごく一般的な症状である反面、「症状のツラさがいまいちピンとこない」ものばかりです。「激痛がするわけでも。。。」「喘息のような呼吸困難に陥る」わけでもないのに、「何がそんなにツラいの?」となるのです。だから。。。当人も深刻になるまで放置してしまったり、周囲の理解(家族・職場など)も得られ難い。けれど、「負のスパイラル」に陥り「生活の質」を著しく落としてしまう恐れのある症状です。

 

「更年期」は、「女性ホルモン」の変化(低下)に体を順応させて、「徐々に馴染む期間」とも言い換える事ができます。日本人の平均寿命は「男性81.64歳、女性87.74歳」です。もし不調を感じたら、人生の折り返し地点として「変化が始まった」サインです。せっかく、知らせてくれたのですから、サインを無視せず「生活スタイル」を見直しましょう!「ゆっくりモード」に切り替えるのです。今まで頑張ってきたんです!「体が順応する」迄の間、「心身を休めて今後の人生に備えて」も良いじゃないですか!

✅更年期障害の治療法

  • 「ホルモン補充療法」
  • 「漢方薬」
  • 「鍼灸治療」

などがあります。鍼灸治療は「全身のバランスを整える」事を目指す治療法で、「自律神経の乱れ」の対処法が豊富にあるからお薦めです。「肉体的な不調」と「心理的な不調」。様々な症状が入り乱れるので、瞬時に解決できる問題ではありませんが、辛い症状を緩和させると、生活の質がぐ~っと上がります。

 

✅「不安感」から負のスパイラルへ

「負のスパイラル」の一例をご説明します。

1. まずは「不安感」。

例えば「将来に対する不安」。これは、本当に多くの方が抱える問題で、「そんなの誰だって不安だよ!」「あまり、考え過ぎない方がいいよ!」と、思う方もいるかもしれませんが、「非常に多くの方々が命を絶つ」理由にもなっている「やっかいな感情」です。「小説家太宰治」の自殺理由は、「将来に対するぼんやりとした不安」と言われています。

「不安を抱える」のですから。。。「どうしよう!」「どうしよう!」「どうしよう!」「どうしよう!」という感情でいっぱいでしょうか?「ハラハラ・・・ドキドキ・・・」「ハラハラ・・・ドキドキ・・・」まるで「初の大舞台前」のように、鼓動が激しくなっていきます。

2.「動悸」の発症です。

※「動悸とは?」:普段は意識しない「心臓の拍動」を不快に感じる症状。

「ドキドキするくらいなんだ!」・・・と思うかもしれませんが、もし、24時間365日「ずーっとドキドキ」していたらどうなるでしょう?「ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ!」「ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ!」「ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ!」「ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ!」心拍数が早まり、興奮状態が常に持続するのです。こんな状態で眠れますか?「頭では眠くても、心が興奮状態」なんですから、

3.「不眠」になります。

そして、そんな毎日が続いたら「気が休まらない!」。「眠れない」上に「気が休まらない」のですから、運動など何もしてないのに、「疲れた・・・ダルイ・・・」状態。

4.「倦怠感」が加わりました。

そして「激しい鼓動で興奮状態」が続けば、

5.「イライラ:激高しやすく」なります。

この状態になっている時に、家庭や職場などで、何か「注意・嫌味・文句を言われたら」どうなるでしょう?「自分はこんなにツラく、苦しんでいるのに!」と「カッ~!」となり感情が爆発するかもしれません。けれど、周りからしたら「そんなの知らんがな!」っとなります。当然です。外見からは分からない症状ばかりだからです。

 

以上「不安感を起点」とした「負のスパイラル」を説明してみましたが、「このような状態に徐々に進行」していきます。そして、これが何年も続く(場合がある)のです。

✅鍼灸治療がお薦め

更年期障害には、「ホルモン補充療法」「漢方薬」などの治療法があります。「女性・男性ホルモン」の減少に起因しているのだから、「ホルモンの補充」は最も理にかなっています。ですが・・・「肉体的な不調」と「心理的な不調」、様々な症状が入り乱れるので、「プラス / マイナスの計算」では治まらない場合も多くあります。その場合は「鍼灸治療」がお薦めです。「鍼灸治療」は、「全身のバランスを整える」事を目指す治療法なので、「自律神経の乱れ」など、全身・多岐に渡る症状の対策に向いているからです。「頭に鍼を刺す」だけでも、結構違います。「マッサージ」を受ける際に、併せてみては如何でしょうか❓

鍼灸治療:女性の更年期障害

鍼灸治療:男性の更年期障害

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