1. コース・料金

    治療費は「医療費控除の対象」です

  2. ごあいさつ

    「患者様の導き」が「差別化」に繋がりました

  3. 予約・キャンセル

    「事前予約はネット」「当日予約はお電話」で。

  4. 出張地域

    「麹町・半蔵門・四ツ谷・市ヶ谷」 出張費無料!

  5. ご予約から治療受けるまでの流れ

東洋医学について

舌診について

「舌を観察」して「体の状態」を知る

東洋医学では、不調の原因を探るのに機器を使用しません。「四診:望診・聞診・問診・切診」という「4つの診察法」と「東洋医学の定義」を照らし合わせて判断します。その中には「舌を観察する事で体の状態を知る」方法があり、「舌診:ぜっしん」と呼びます。(東洋医学について)「体の調子」によって「舌の状態」は変化するので、舌診は、「体質」や「体の状態」を知る為の「重要な情報」となります。

✅舌と臓腑の関係

東洋医学では、舌を「4つに区分:舌尖・舌中・舌根・舌辺」して、各臓腑との関連性が定義されています。これにより「舌を観察する」ことで「臓腑の状態」を知ることができます。

「舌診」では、次の点を観察

  • 「舌の色」
  • 「舌の形」
  • 「舌の大きさ」
  • 「舌の動き」
  • 「舌の苔」
  • 「舌裏の静脈」

【舌】について

舌は、様々な「味」や「刺激」を感じ取る、非常にデリケートな「器官」です。舌は「他の部位」と比べ、多くの神経や血管が集中しています。その為、血液を通して様々な「臓器の異常」が『いち早く現れる』場所です。

舌の役割

消化器

  • 食べ物を飲み込む(咀嚼・嚥下)
  • 咀嚼時に「唾液」を分泌する。

運動器

  • 言葉を発する(発声)
  • 口内の食べ物を運んで、咀嚼を助ける
  • 「食べ物」と「唾液」を混ぜ合わせる

感覚器

味覚を感知する

 

舌の表面

✅味蕾

舌には、味を感じる「味細胞:みさいぼう」がたくさんあります。口の中にある「味を感じるセンサー」のほとんどは、舌の表面にある「味蕾:みらい」です。人間の舌には、約1万個の味蕾が備わっているそうです。

✅舌乳頭

舌の表面は、「凸凹した細かいヒダ」状の突起で覆われていおり、「以下の4つ」に分類されます。

  • 糸状乳頭:しじょうにゅうとう」
  • 茸状乳頭じじょうにゅうとう」
  • 葉状乳頭:ようじょうにゅうとう」
  • 有郭乳頭:ゆうかくにゅうとう」

 

「舌の動き」

✅【舌の動き】

舌が震える

  • 「精神的ストレス」を抱えやすい
  • 「血の不足」

舌が曲がる

  • 「筋肉を動かす神経が侵されている」
  • 「血管が詰まりかけている」
  • 「中風」(中風の前兆)

・・・と考えられます。

■「中風」とは?

⇒「脳血管障害の後遺症」(脳卒中・心筋梗塞など)

例)半身不随・片麻痺・言語障害・手足の麻痺など

【舌の筋肉】

内舌筋

舌の形を変える固有筋群

外舌筋

舌の位置を動かす筋群

 

 

「舌の形」

代表的な「舌の形」を紹介します。

胖大:はんだい

舌が全体的に『ぼてっ!』として、『大きく厚み』がある状態の事。水分代謝が悪く「体内に余分な水分が溜まっている」時に現れる症状です。(舌が浮腫んでいる状態)

■発症する可能性

  • 倦怠感

歯痕:しこん

舌の縁に「歯型」がついて「凸凹」になっている状態の事。「胃腸の調子が悪い」「体内に余分な水分が溜まっている」時に出やすい症状です。

■発症する可能性

  • 下痢

裂紋:れつもん

舌に「亀裂」(溝)ができます。「水分が不足して乾燥している」事が伺えます。「血中のナトリウム濃度」が高くなり、様々な症状を引き起こす原因になります。

■発症する可能性

  • 便秘
  • 「高ナトリウム血症」口渇・水分多飲・痙攣・頭痛・嘔吐

 

「舌の色」

【舌の色】

正常な舌の色は、「淡紅色:ほんのり赤いピンク色」です。

「舌の色」を観察する事で、次のような情報が得られます。

「淡泊色」白っぽい

  • 「冷え」
  • 「血液の不足」(栄養不足)

「紅色」赤みが強い

  • 体内に「熱」がこもってい
  • 水分不足による乾燥

「紫色」瘀血

  • 「血液ドロドロ」
  • 「血液循環」が悪い

色の濃い飲食物(かき氷、ワイン)により、『舌が染まる』場合があるので注意が必要です。

 

【医師】舌診

「みんなの家庭の医学」という番組で、「舌の病変」をテーマに放送されていた内容をご紹介します。

✅【白い舌】

「白い舌」は「肝臓の異変:肝臓癌」で現れる事があります。

「舌が白くなる」理由

「肝臓癌」を発症すると・・・癌細胞が自分を『大きく成長させる』為に、舌や皮膚の表面を『活性化させる物質』を放出します。その物質により、「舌の表面」にある凸凹(乳頭)を成長させ、「乳頭」の先にある「白い部分:角質」が広がり、舌全体が白くなってきます。舌以外に、指に『ポツポツ』など、皮膚にも異変が現れたら、すぐに病院へ行って下さい。

✅【黒い舌】

「黒い舌」は、「副腎の異変:副腎癌」で現れる事があります。

※「副腎」とは、腎臓の上にある『そら豆』位の大きさの臓器で、『血圧のコントロール』に関わっています。

「舌が黒くなる」理由

「副腎癌」になると・・・「脳の下垂体」から「メラニン色素」を活性化させるホルモンが分泌され、「舌・指先・指の関節」などが黒くなります。

※「皮膚癌:メラノーマ」

 

✅【赤い舌】

「赤い舌」は「胃の異変:萎縮性胃炎」で現れる事があります。

「萎縮性胃炎」とは?

「萎縮性胃炎」とは、「ピロリ菌」などによって「胃の粘膜の炎症」を長期間繰り返す事で、「胃の内壁」から「ヒダ」がなくなり『ツルツル』になってしまう病気です。「萎縮性胃炎」は、50歳以上の方には多く現れる一般的な病ですが、『舌が赤く変化』している場合は、萎縮がかなり進行し「胃癌」が発症し易くなります。

「舌が赤くなる」理由

「胃の粘膜」が『ツルツル』になると、「ビタミンB12」が吸収されなくなり、赤血球が作られなくなり、体が「貧血状態」になります。舌が「貧血状態」になると・・・「乳頭」などが栄養不足で「半透明」になり、「舌体の赤色」が透けて見えるのです。

 

✅【まだら舌】

「地図状舌」は、「白血球の異変」で現れます。

※「赤と白の部分」が地図のように『まだら』になっている舌を「地図状舌:ちずじょうぜつ」と言います。

膿胞性乾癬

「地図状舌になる病:膿胞性乾癬」は自己免疫疾患の1種で、

  • 皮膚の発疹
  • 関節の炎症
  • 失明

・・・などの症状が現れる難病です。

 

✅「中央に深い溝」

皺襞舌:しゅうへきぜつ

『中央に深い溝のある』舌を「皺襞舌:しゅうへきぜつ」と言います。殆どの場合は問題ないけれど、まれに「胃の疾患」等が隠れている場合があるので、『急に深い溝が現れた場合』は、すぐに「病院:消化器内科」へ行って下さい。

 

 

「舌苔」

【舌苔】とは?

舌苔とは、「舌の表面」にコケのように付着している「汚れ」です。舌苔は「粘膜を保護する」役割があり、口を動かす事によって、自然に『剥がれ落ちて』いきます。「苔の色」「苔の厚み」「湿り具合」「苔の広がり方」などを観察すると、「様々な情報」が得られます。正常な舌は、「適度な潤い」があり、「白い苔」がうっすら(苔を透して舌本体が見える)と広がっています。

膩苔:じたい

苔が全体的に広がって『ベタッ!』としている状態。

  • 「体内に余分な水分が溜まっている」
  • 「消化吸収機能」の低下(胃腸が弱っている)

・・・などが考えられます。

■原因

  • 暴飲暴食
  • カロリーの摂りすぎ

滑苔

舌の表面に「透明な粘液」のような苔がつき、舌を出すと「水が滴り落ちる」ような状態。

  • 「体内に余分な水分が溜まっている」
  • 体が「冷えている」(寒邪)

・・と考えられます。

黄苔

 

「黄色っぽい」苔がついている状態。

  • 体内に「熱」がこもっている
  • 胃腸が荒れ「唾液が粘り・口が臭い」状態

・・と考えられます。

■原因

  • 刺激物の摂りすぎ
  • 食べ過ぎ

地図状苔

苔が部分的に『剝がれている』状態。

  • 「水分が不足して乾燥している」
  • 「気の不足」

・・・などが考えられます。

■原因

  • ストレス
  • 偏った食事

【舌苔の成分】

  • 細菌の死骸
  • 新陳代謝によって剥がれた、口の中の粘膜
  • 血球成分
  • 食べ物のカス

「舌の裏」

【舌下静脈】

舌の裏側にある血管「舌下静脈」を観察して「血液循環」を調べます。正常な場合「ほんのり静脈が見える」状態です。

舌裏静脈の怒張

 

血の巡りが悪く、血管が詰まりやすい状態(瘀血)

●所見

  • 血管が「と膨らんで」いる
  • 左右の「血管の太さ」が違う

●リスク

  • 「脳卒中」
  • 「心筋梗塞」
  • 「子宮筋腫」など