「歌手・役者・司会業・講師・ナレーター・声優」など・・・「話す」事がお仕事の中心なので、『声帯に負担がかかるけど、声帯を休ませる事が難しい!』方、医師の診断で「声帯炎を言われた」けれど、「公演が決定していて、チケットは販売済み!」「たくさんのファンが楽しみにしているのに、今更コンサートをキャンセルできない!」場合には、「回復を早める手段」として鍼灸治療がお薦めです。
【喉】声帯炎で声が出しにくい / かすれ声
声帯の回復を早める
次の方には「鍼灸治療」がお薦め
- 「話す」事が中心のお仕事
- 「声帯炎」と診断された
- 「声が出しにくい」など症状を抱えている
- 仕事が入っていて「声帯を休める」事ができない
- 「声帯の回復」に役立つケア法を探している
声帯とは?
声帯とは、『声を出す』のに必要な器官です。
声帯の位置 |
「喉仏の奥」(喉頭)にあります。 |
声帯の形 |
喉頭の「左右の壁」から突き出た1対の「粘膜のヒダ」
■【声を出す時】 ■【声を出さない時】
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構造
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「筋肉」の周りを「粘膜」で覆われています。筋肉が『伸びたり・縮んだり』して「声帯の形状を変える」事で「音が変化」します。 |
「声帯のヒダの隙間」(声門裂)を、横隔膜より押し上げられた空気が通り、『声帯が震える』事で音になります。「声門裂の形状」によって、声帯の『ヒダの震え方』が違うので、音に高低の違いが生まれます。
「声帯」に関係する筋肉
✅「声帯を動かす」筋肉
- 輪状甲状筋
- 側輪状披裂筋
- 甲状披裂筋
- 披裂間筋
- 後輪状披裂筋
✅「声帯の周り」の筋肉
- 輪状口頭筋
声帯トラブルの原因
✅「乾燥」
「声帯の粘膜」が乾燥すると『声がかれて』しまいます。
✅声帯の「過度な負担」
声帯炎
「声帯」に過度な負担がかかると、声帯が「腫れて炎症」が起こります。
声帯ポリープ
「声帯炎」が悪化すると「ポリープ」が生じます。
声帯結節
「声帯の炎症」を繰り返すと、「マメやタコ」のように膨らむ「結節」が生じます。
✅神経を傷める
声帯麻痺
「手術」などにより「声帯を動かす神経」(反回神経)を傷め、「声帯が麻痺」してしまうと、スムーズに『声を出せなく』なります。
✅声帯に隙間
声帯萎縮
加齢などにより「声帯」が痩せて細くなり、『声を出す』時に「声帯」がきちんと閉じずに、隙間が生じ「かすれ声」になります。
✅原因不明
機能性発声障害
「声帯の状態・動き」に異常がないにも関わらず、「声が出しにくくなる」場合を【機能性発声障害】と言います。
✅声帯の痙攣
痙攣性発声障害
『声を出す』時に「声帯」が痙攣してしまい、『声が出しにくく』なる場合を【痙攣性発声障害】と言います。
「声帯炎」について
声帯炎とは?
「大きな声を出す」など、声帯に負担をかけた事で「声帯」に炎症が生じている状態。炎症により『声帯が腫れてしまう』と、「声帯が振動しにくく」なり、『声がかすれて』しまいます。
声帯炎の症状
- 「声」が出しにくい
- 「高い声」が出ない
- 声が枯れて「ダミ声」になった
声帯炎の原因
- 「喉の乾燥」
- 「風邪」を引いた
- 「辛い物」の食べ物
- 「お酒」の飲み過ぎ
- 「煙草」の吸い過ぎ
「鍼灸治療:声帯炎」
「頚や肩」だけでなく、「声のトラブルの反応」が出やすい「頭」、ツボ刺激に最適な「腕」に対しても、「鍼やお灸」で優しく刺激をする事で「症状の回復」を促します。その後「マッサージ」により、ツボを刺激しながら、「筋肉の緊張」を緩めて行きます。「思い通りの声が出せなくなった」事で、仕事の不安などから『緊張した面持ち』だった方も、鍼灸治療を受けた後は、『サッパリした顔』『笑顔をのぞかせる』など・・・表情も違ってきます。
鍼灸治療の目的
血流up!
血液は「栄養や酸素」を全身に運びます。「鍼の刺激」で「声帯の周り」の『血行を良く』して「症状の回復」を助けます。
炎症を抑える
「鍼の刺激」には『炎症を抑える』働きがあります。
筋肉の凝り解消
「頚や肩の筋肉」が凝っていると、血行が悪くなり、自律神経も乱れてしまいます。
精神の安定
「声のトラブル」によって『仕事に対する不安』が生まれ、非常に大きなストレスを抱えてしまいます。鍼灸治療で「精神の安定を図る」ツボを刺激します。
横隔膜の動き
声量に関わる「横隔膜の動き」を整えます。
声帯:日常生活で気をつける事
- 「喉の休息:喋らない」
- 「喉の保湿:マスクの着用、加湿器」
- 「辛い物や炭酸」などの刺激物は控える 。
- 「十分な睡眠」は、症状の回復に重要です。
【料金】声帯炎の鍼灸治療
- 鍼灸治療45分
- 15000円
●「お支払い方法:現金のみ」
●「治療費は全て医療費控除の対象です」