1. コース・料金

    治療費は「医療費控除の対象」です

  2. ごあいさつ

    「患者様の導き」が「差別化」に繋がりました

  3. 予約・キャンセル

    「事前予約はネット」「当日予約はお電話」で。

  4. 出張地域

    「麹町・半蔵門・四ツ谷・市ヶ谷」 出張費無料!

  5. ご予約から治療受けるまでの流れ

東洋医学について

鍼灸治療は「予防医学」

未病から「病気に至る」のを防ぐ

東洋医学は『病が発生する前に治す』事を一番の目標としているので、鍼灸治療は「予防医学」に属します。「病院で検査をしても異常がないのに、症状が現れている」状態を「未病:みびょう」と言い、「気・血・水のバランス」整える事で「未病が病気に至る」のを予防するのです。

東洋医学の特徴

  • 「予防医学」
  • 「自然治癒力」を重視
  • 「心身一体」(心身バランス)
  • 「不定愁訴」に有効
  • 「同病異治・胃病同治」

「不定愁訴:ふていしゅうそ」とは?

「本人は、自覚症状がある」のに、
医師に相談しても「検査で異常は見つからず、不調の原因がわからない」状態のこと。
「同じ症状が長く続く」場合や、「様々な症状が不規則に現れる」場合もあります。

✅【身体的不調】
  • 「痛い」
  • 「怠い」
  • 「めまい」がする
【精神的不調】
  • わけもなく「イライラする」
  • 気分が落ち込む
  • 「不眠」

 

【東洋医学】の考え方

「東洋医学」は、次の考えに基づいて施術します。

 

「心身一体」

「心」と「身体」は、繋がっているので、
「片方が不調」であれば「他方も不調」になる。

 

「自然治癒力」を重視

「東洋医学」の治療は、
直接的に原因を「排除・撲滅する」ことはせず、
「自然治癒力」を高めて「疾病」状態を改善しようとします。

多くの疾病は、『治癒力の低下により発症する』ことから、
「自然治癒力」を重視する「東洋医学」は、力を発揮します。

それに対し「西洋医学」は、
「外科的処置」や「化学療法」により、
『病原微生物を撲滅する』など、
原因そのものを『排除しようとする』ので、
『原因の明らかな状態』に対して「非常に有効」です。

 

「予防医学」

「東洋医学」では、
『病が発生する前に治す』事を一番の目標としています。
※これを「未病:みびょう」と言います。

 

これは、現在増加している
✔「生活習慣病の予防」や、
✔「高齢者の健康寿命の対策」に適しています。

✅フレイル予防

 

年を重ねると「気力・体力が衰え」、「外出を控える」ようになってきます。それに伴って、病気を患っていないのに「手助け」や「介護」が必要となってしまう状態を「フレイル」と呼びます。

 

■「フレイル」予防の鍵

  • 適度な「運動」
  • バランスの取れた「食生活」
  • 「社会活動」への参加

 

 

✅日本の医学史

 

日本の医療は、古くから民間療法だけで対応していました。

 

そして「漢方や鍼灸治療」などが導入されると、
「東洋医学」が主流を占めるようになりました。

 

「江戸時代」末期になると・・・
オランダを通じて「西洋医学」が紹介されました。
この西洋医学は「外科治療や伝染病」に優れていました。

 

「明治時代」になり・・・
「戦乱の世」「伝染病が氾濫」で、
「西洋医学」が多いに役立ちました。

 

その後・・・
「西洋医学」が主流となって「日本人の健康」を支え、
「経済の発展」と共に「平均寿命」が伸びました。

 

「高齢化社会」を迎えるようになると・・・
「西洋医学では説明のつかない症状」、
「西洋医学では治らない病気」に悩む患者が増えてきて、
「症状の改善」や「生活の質の向上」を目的に、
「東洋医学による治療を求める」ようになりました。

現在、「東洋医学科」や「東洋医学研究所」を
設置する病院が増えてきています。

 

 

「胃病同治・同病異治」

✅「胃病同治」 病名が違っていても治療法が同じこと
✅「同病異治」 「同じ病気」であっても、それぞれ「異なった治療」をすること

その為「東洋医学」の立場から治療する時は、
「現代医学的な診断名」に拘ることはありません。

例)「肩関節の痛み」には「五十肩・打撲・スポーツ障害」など様々な診断名があります。

 

 

【東洋医学】診察方法

舌診:舌を観察する

舌診について

腹診:お腹を触る

腹診について

 

【トリガーポイント】

【トリガーポイント】について

東洋医学:痛みの原因

  • 【実証の痛み】滞って通じてない
  • 【虚証の痛み】栄養が不足している
    ・・・どちらかが原因と考えます。

不通則痛、通則不痛

「通じざれば則ち痛み、通ずれば則ち痛まず」

  • 体の中で、何らかの原因により「気の滞り」や「血の滞り:瘀血」で痛みが発症する。
  • 逆に渋滞がなければ「気」や「血」はスムーズに流れるので痛みはでない。

不栄則痛

「気・血」の不足で隅々まで栄養が行き渡らずに痛みが生じる。

「東洋医学の基盤」

  • 「陰陽論」
  • 「五行論」
  • 「天人合一思想」(てんじんごういつ)など

 

「天人合一」思想

人体は「自然の一部」であり、人体と自然の間には「密接な関係」があるので、「自然界に起こる環境の変化」(天候・季節・風土など)は人体に影響を及ぼす。これは・・・人は自然に包まれ、自然と情報交流しながら「自らの秩序を創り上げている」ので、自然と人体のリズムが「同調」していれば健康であり「同調していないと健康を損なう」とも言えます。

 

「陰陽論」

万物を「相反する2つの要素:陰と陽」でとらえる考え方。互いに「対立・依存」しながら、絶えず変化している関係。

 

「五行説」

この世に存在する全てのもの(万物)を「5つの要素:木・火・土・金・水」に分類する考え方。この「5つの要素」は、人間の生活に不可欠なもので、それぞれが「密接な関係」のもとに存在しています。互いに影響を与え合う(助けたり、打ち消し合ったりする)ことで、「バランスを保っている」と考えます。

木の性質 草木が育つように「伸び広がる」性質
火の性質 炎のように「激しく燃え上がる」性質
土の性質 万物を育み「生み出したり、受け入れたりする」性質
金の性質 金属のような「重厚感・収斂性がある」性質
水の性質 「冷やす・潤す・下へ流れる」性質

 

✅五臓

「五行説」を身体に応用したのが、「五臓:肝・心・脾・肺・腎」で、「相生・相剋関係」によりお互いのバランスを保っています。

✔「相生関係:お互いに助け合う」
✔「相剋関係:お互いに打ち消しあう」

なお「内臓」と同じ呼称ですが、「東洋医学」独自の機能(働き)を含んでいます。