1. コース・料金

    治療費は「医療費控除の対象」です

  2. ごあいさつ

    「患者様の導き」が「差別化」に繋がりました

  3. 予約・キャンセル

    「事前予約はネット」「当日予約はお電話」で。

  4. 出張地域

    「麹町・半蔵門・四ツ谷・市ヶ谷」 出張費無料!

  5. ご予約から治療受けるまでの流れ

東洋医学について

腹診について

「東洋医学の腹診」は主に日本で発達

東洋医学では、不調の原因を探るのに機器を使用しません。「四診:望診・聞診・問診・切診」という「4つの診察法」と「東洋医学の定義」を照らし合わせて判断します。その中には「お腹を観察する・お腹に触れる」事で「体の状態を知る」方法があり、「腹診:ふくしん」と呼びます。(東洋医学について)「異性や身分の高い人の体にむやみに触れてはいけない!」・・・という考えが根強かった為、古代中国や韓国などでは「腹診」を避ける傾向があったようです。その為「東洋医学の腹診」は、主に日本で発達した診察方法です。

東洋医学の腹診

膝を伸ばし、腹部を『緊張させた状態』で行うのが特徴です。

西洋医学の腹診

お腹に深く手を入れて「内臓を触れる」ようにするために、膝を曲げ、お腹を『ゆるませた状態』で行います。

お腹と臓腑の関係

東洋医学では、お腹を「5つに区」して各臓腑との関連性が定義されています。これにより「お腹を観察する」ことで「臓腑の状態」を知ることができます。

腹診の方法

  1. 患者には、仰向けになり『膝を伸ばして』もらいます。
  2. 指先や手掌を用いて「お腹」に触れます。
  3. 「軽く撫でさする/押す/叩く」などして、「お腹全体」を確認します。

 

お腹に触れて以下を確認!

  • 「冷え」のある場所
  • 押すと「痛い」場所
  • 「不快感・違和感」のある場所
  • 「筋肉の状態:弾力・硬結・陥凹」

お腹の筋肉

腹部の筋肉

腹皮拘急

「お腹の筋肉:腹直筋」が緊張している状態。

小腹不仁

下腹部が軟かくて張りがない。

小腹拘急

下腹部が硬く緊張している。

 

 

腹診:症状

腹満

お腹が全体的に『膨らんでいる』状態。「腹満」には「実証と虚証」があります。※下記参照

胸脇苦満

「季肋部:みぞおち~肋骨の下」のラインに現れる症状。

  • 違和感
  • 不快感
  • 圧痛

少腹急結

「左の下腹部」を押すと痛い

心下悸・臍上悸・臍下悸

「腹部大動脈」の拍動が触れる状態。
拍動が触れる場所により、呼び名が違います。

  • 「心下悸
  • 「臍上悸
  • 「臍下悸」

 

✅腹満

腹満:実証

  • お腹に弾力がある。
  • お腹が硬い
  • 圧痛がある

腹満:虚証

  • お腹が軟弱
  • 圧痛がない

 

 

水が溜まる

胃内停水

「みぞおち」辺りまで「水の溜まっている」状態。「チャポチャポ」と音がします。

  • 水分の摂り過ぎ
  • 「胃の不調」で、胃の中身がスムーズに腸へ送られない

・・・と考えられます。

 

腹水

「お腹」に「大量の水が溜まった」状態を「腹水:ふくすい」と言います。健康な体でも、腸の動きを円滑にするため、腹腔内には50ml程度の「腹水」が貯留されています。「癌末期」の患者さんに見られることの多い症状です。

腹水を引き起こす病気

  • 肝硬変
  • 心不全
  • 腎不全